丹後ちりめんで写真をそのまま織っちゃいます⁉まだまだ知らない丹後ちりめんの世界❣~丹後人⑧~
丹後人
~たんごびとの魅力・想い⑧
機元 金重 田茂井 康博さん~
丹後で育ち、住み、丹後弁しか話せれない私(さゆりすと)。
丹後の海・山・食・人・土地・歴史など
全てが大好き!
その中でも一番人が魅力的!
なので
丹後のヒトの魅力・想いを発信していきたいと思います☆
1)さゆりすとの取材コーナー
たんごびと第8弾は
京都府京丹後市網野町にあります、
丹後ちりめんを織る機屋さん。
丹後ちりめん 機元 金重(←ここをクリック)
田茂井 康博さん
(きもの処いけべ 池部さんも写ってます(笑))
1)さゆりすとの取材コーナー
【丹後ちりめんの歴史と現状について②】
ちりめんを糸から購入し機を織る親機をしているところは、網野町で最盛期30軒ほどあった。しかし、現在5軒とのこと。金重さんも、最盛期には、100台の機の機械があったが、今は10台。本当に機屋も機の機械も減りました。
国産の絹糸は殆んどなく、ベトナム、中国、ブラジルと海外から輸入品が主流とのこと。
昔は、桑畑があり、家で蚕を飼っている家が多かったが、今では全国を見ても養蚕は激減しているようです。
【蚕の神秘】
絹の糸って神秘的だと思いませんか?
蚕が糸を吐き繭をつくり、その中でサナギになります。繭を製糸し、「ちりめん」なる。
蚕が織り成す「宇宙」のような世界。
本当に、神秘的だとおもいます。。。
絹糸をつくる際、 繭をお湯につける行程があります。この仕事をしている人は、いつの季節も肌荒れがなく、スベスベのお肌をしていたそうです。このことに着目したところ、繭の成分の「セリシン」がとけだしたためだとわかりました。
今では、丹後できぬもよふ(←ここをクリック)化粧品などもつくりました。
【田茂井さんの技術】
10年ほど前に我が子が作成して帰ってきたことがありました。写真をそのまま織機で織る。
ちりめんで織る写真です!
モノクロしかないのですか、本当にスゴいです!!
これ、全て「ちりめん」なんですよ☆
丹後ちりめんの通風写真織
何かちりめんで残したい写真があれば、
↑↑をクリックしてご相談くださいね(^^)☆
技術の継承も課題とのこと。機を織れるヒトもまた、高齢化。4000本からある縦の糸を繋ぐ縦繋ぎと言う仕事も出来る方の高齢化が否めない。次世代にも残したい技術なのですが、ここにも高齢化の波が押し寄せています。
2) 織機の動画
工場の中で、止まった機を動かすのは、やはり人の仕事。
昔は、この機の「ガチャガチャ」という音は当たり前のようにどこでも聞けたのですが。。。
背中で赤ちゃんがよく寝たとか!
お母さんのお腹の中の音に近いとか。。。
3)さゆりすと からのひと言
田茂井さんと池部さんは、ご近所で先輩後輩と言う間からでした。ちりめんの開発なども、大学生や企業ともコラボして取り組んでるようです。昔、田茂井さんがではないですが、丹後ちりめんとPORTERがコラボして鞄をつくりました。きものを着る文化も衰退してきている昨今。新たなちりめんの開拓にも頑張っているようです。
ちりめんを織ると言う技術の継承。
いろいろなところに少子高齢化、
ヒトと言う課題が見えますね...
でも、今から丹後がどんどん笑顔広がり、地域の輪が笑顔が広がりたいですね★
丹後ちりめんのプロモーション動画
是非ご覧ください!
"丹後ちりめん プロモーション動画"(←ここをクリック!)
最後まで読んでいただきありがとうございます!