「ことばの教室の先生」子供たちへの想い~丹後人vol.69

丹後人
たんごびとの魅力・想いvol.69
~ことばの教室の先生 中江さん~

丹後で育ち、住み、丹後弁しか話せれない私(さゆりすと)。
丹後の海・山・食・人・土地・歴史など
全てが大好き!
その中でも一番人が魅力的!
なので
丹後のヒトの魅力・想いを発信していきたいと思います☆

たんごびと第69弾は
~ことばの教室の先生 中江さん''

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1)さゆりすとの取材コーナー
 中江さんは小学校でことばの教室(通級指導教室)の担当をしています。

 「小学校の先生というと、黒板の前に立って授業をしているというイメージがあるかもしれませんが、僕たちの仕事はむしろカウンセラーに近いかもしれません。」

と中江さんはおっしゃいます。

 仕事の内容を訪ねてみると、

「音や言葉を出しにくい子どもたちや発達障害のある子どもたちの苦手な所が少しでも改善されるようにプログラムを考えます。 

また、勉強が苦手な子どもに対して、その子の中でどういう分野が得意や苦手なのかを分析して、どんな支援や指導をしたらいいのかを提案します。

 それ以外にも保育園や幼稚園に行って、観察や検査をしたりして、就学(その子が支援学校、支援学級、通級、通常学級のどこで学ぶのがいいのか)の会議で意見を言ったりします。 

就学の判定はその子の一生が左右するかもしれないので、責任の大きさに身が引き締まります。」

 最後に中江さんの仕事のモチベーションを尋ねてみました。

「僕は昨年まで特別支援学校に勤めていて、それ以前は小学校で通常学級の担任をしていました。

その両端を経験して、思うことがあります。 

それは、特別支援学校に通う子どもたちは障害が重い子どもたちが多いですが、特別支援学校は先生の数も多く、その子に合った指導を手厚くしてもらいます。 

中間の層の子どもたちがある意味、一番支援を必要としているのではないかという事です。

少しでもその子どもたちの力になれるように勉強をしていきたいです。」

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2)さゆりすとからのひと言
 皆さん、「ことばの教室」の先生、今は「通級指導の先生」と呼ばれるようです。

今の時代には、本当に中江さんのような先生が必要であると思います。

私の子供もことばの教室の先生には大変お世話になりました。

学校を卒業してからも、担任の先生とともに、しいてはそれ以上にことばの教室の先生の話が子供と出ます。

小学校時代の心も体も不安定な時期に、多くの先生の支えがあってこその「子供たちの成長」であると思います。

中江さんのように、普通学級、支援学校、通級指導と様々な分野における教員の経験をお持ちの先生は、そうそういないと思われます。

多くの経験をお持ちだからこそ、モヤモヤすることも多く、でも、子供たちのために日々勉強されていることと思います。

これからも、学校でも、地域でも中江さんの知識や経験や人柄はとても大きな支えになると思いますので、今後の中江さんの動向にも目が離せません(^^)

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