最北子午線塔 ”地球人”になろう 〜リラクゼーション丹後 (12)~
最北子午線塔”地球人”になろう
〜リラクゼーション丹後(12)~
~リラクゼーション丹後 スッキリして、元気になって帰ろう~
あまり知られていないのですが、浅茂川から海岸に沿って細い道を西に行ったところに最北子午線塔があります。
ジオパークが ”大地の公園”という定義からすると、視点がが一気に”地球儀”にとんで行ける子午線塔は価値ある場所なんです。特に、この最北子午線塔は水平線も見え、地球を認識できる自然景観が広がります。
最北子午線塔 網野町
この塔に立つと、ここから真南が明石市というのがいつも不思議な気がします。京都の沓掛から高速に乗るときは北方向、その後ナビにしたがって右左にハンドルを切っていくと丹後に到着。到着すれば、”北都信用金庫”という看板も見え、「近畿の北に来た!」という印象が強いのかもしれません。でも北西なんです。
今やナビがあたり前になってしまい、道の曲がり方だけに意識が集中して、方角や地図上の位置の感覚は麻痺しているのかもしれません。方角や地図の感覚をリハビリするする意味でも、この塔に立って、”ここから真南は明石市”と意識することは価値がることなんです。
最北子午線塔から浅茂川、間人方面の眺め
奄美大島の東に喜界島という島があります。黒糖・黒糖焼酎 と蝶で有名なのですが、ここは東経130度の位置にあるため、そのモニュメントを建てています。その緯度位置から地球に発想を飛ばし、”地球人宣言”をしています。
以下、鹿児島県喜界島 子午線モニュメント ”地球人宣言”より
「地球上から見た喜界島は、北緯28度、19分。東経130度、00分。の地点にあって、太平洋と東シナ海境界線上にある。国境という枠をはずすと地球が丸く見えてくる。50億余の地球人が、この地球とそこにある自然を愛してほしい。
だれもがみんな対立よりは調和を望んでいる。
そんな地球の素晴らしさを実感し、地球人の夢をひとつに結びたい。我々喜界町民は、地球上の恒久平和を念願し、平和と繁栄の確立にあらゆる協力を尽くすことを誓い、地球人宣言をする。」
地球人宣言の町-喜界島 子午線モニュメント東経130度00分 - YouTube
kikaijima_arekore (sakura.ne.jp)
”国境より緯度・経度”、”対立より調和”、これは今や世界中の誰もが願っている想いかもしれません。そんな思いに浸れる、絶好の場所が丹後にあるのです。(友木)