丹後の魅力 <里び> 〜リラクゼーション丹後 (13)~

丹後の魅力<里び> 

〜リラクゼーション丹後 (13)~

~リラクゼーション丹後 スッキリして、元気になって帰ろう~

京都の代名詞である<雅(みやび)>の反対語として、<里び>という言葉があります。今はすっかり使われませんが、田舎の景色のよさが美意識として古くは存在していたようです。

この”里び”、カメラメーカーのペンタックスが仕上がり機能として自社製品に追加したところ、ユーザーの間で大人気となりました。<雅(みやび)>機能は発色を強調するのに、<里び>機能は発色を抑える仕上がりとなっています。この商品企画の背景は、若い人の間でフィルム写真が今ひそかなブームになっていることにあります。そのため少し発色の弱い、60年~70年代のフイルム写真のような仕上がりが出来るようにしたとのことです。

そういえば、現代人はスマホ、ノートパソコン、液晶TV、ゲーム機など、毎日何時間も液晶画面を見続けています。発色のいい画面を見続ける暮らしにつかれて、フィルム写真のような<里び>の風景を求めているのかもしれません。

丹後は光線も強くなく、穏やかな色相の自然風景があります。また屋外広告の規制が京都府全体にかかっているため、<里び>な街並みも残っています。液晶画面から逃れて、目を休息させ、リラクゼーションを得る、丹後は魅力的な場所となるに違いありません。

<雅(みやび)>の代表である京都の平安神宮、八坂神社に対して、<里び>の代表として丹後峰山の金比羅神社を<里び>仕上げにて撮影してみました。仕上がりは落ちついた印象があって私も気に入っています。(友木)

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