タンスの着物たちに新たな命を注ぎ込むスゴ技職人‼~丹後人㉔~

丹後人
たんごびとの魅力・想い㉔
~ふとんの石堂 石堂典子さん~

丹後で育ち、住み、丹後弁しか話せれない私(さゆりすと)。
丹後の海・山・食・人・土地・歴史など
全てが大好き!
その中でも一番人が魅力的!
なので
丹後のヒトの魅力・想いを発信していきたいと思います★

たんごびと第24弾は
京都府京丹後市網野町にあります。
ふとんの石堂(着物リメイク)(←ここをクリック)

石堂 典子さんです。

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1)さゆりすとの取材コーナー
前回の たんごびと第23弾の石堂雄一さんの奥さんの典子さんです❤
典子さんは、ご主人の雄一さんと一緒に「ふとんの石堂」で働いています。
雄一さんが木綿わたを打ち、
典子さんが縫製した生地にお布団や座布団などに綿を入れていくのが雄一さん。
お二人共同でひとつのお布団などが完成します。
典子さんは、通常は木綿の生地で布団を作成しますが、タンスの中で眠っている着物を布団の側生地にしたりブランケットなどにリメイクします。

↓ちりめんのブランケット・ちりめんの布団生地
中央あたりに紋が見えますか?
丹後ちりめんのお布団ですよ!
贅沢ですね(^^)
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なんといってもちりめんはシルクですので、美肌効果もあり肌触りは最高(^^)
保温効果、調湿力もバッチリ。
着物ののみならず帯や雨コートもリメイク!
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赤ちゃんをおんぶする際、
冬に使用する亀の甲。(ご存知ですか?)
私も子育ての時には、なくてはならないアイテムの1つでした!木綿わたの亀の甲なら赤ちゃんもお母さんも気持ちが良いし暖かいですね★★
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これも、木綿わたで雄一さんと典子さんで作成した一品。
典子さんのところには段ボールで着物が送られてくることもあるそうです。
ちりめんなどが、着物という形ではなく、典子さんの手で新たな命を生むといった感じです。
福岡、横浜、名古屋と遠方からも注文が入るそうです!

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命を吹き込まれる前のちりめんたち
順番待ち中(>v<)

2)さゆりすとからのひと言
典子さんは、針を持つ仕事のほかに、
染色の先生でもあります。
大阪芸大染色科を卒業されているそうです。
なので30数年前より丹後で職業訓練校の先生をされています。
染色の様々な技術(ろうけつ染め、絞り染めなど)を広く学び最後にはちりめんを一反染めるそうです。
典子さんは、丹後が大好きで、丹後ちりめんも大好きだからこそ、
ちりめんのリメイクや染色などちゃんと一貫性のあることをされていると思います。
20年前には中学校のパイロット校で、美術の授業枠で染色を教えたことがあるそうです。
家庭科では和裁や着付けなどがあり、これもまた丹後の産業文化を子供たちに継承するべく一貫性のある大切なことであったと思います。
なぜ、今はなくなったのだろう???
浴衣の着付けはあるようですが…
典子さんの話を伺っていると、丹後愛に溢れていました。
丹後が衰退しないためにも、様々なお仕事をしている人と人とが繋がり、共同でお互い支えあおう
という思いを私も典子さんも熱く話をしてました(^^)
雄一さんは綿のお布団などの仕立てのプロフェッショナル
典子さんは生地の仕立てのプロフェッショナル(どんな生地でもリメイクされるとかびっくり)
そんなお二人に会いに是非網野まで来てくださいね(>v<)

たんごびとに出てみたいという、丹後の方、是非お話聞かせてください(>3<)また、この人に出てほしい方もご紹介ください(^_<)
daibunbun29@gmail.comまでご連絡お待ち致しております!

最後まで読んでいただきありがとうございました★

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