「菜園の宝石」 〜帰ってきた丹後人(5)〜

帰ってきた丹後人(5)
 〜「菜園の宝石」 〜

丹後人がUターンで地元に帰ってきた心境を綴るブログです!

イチゴの季節となりました。イチゴのことを“菜園の宝石”と言うそうです。それがピッタリ当てはまる、心ときめく収穫です。摘みに来た知人の娘さんも、まるで宝石を扱うように丁寧に収穫していました。

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「宝交早生」という“宝塚”原産の品種を植えています。このイチゴ、露地で作り易いうえに、香りがよく、甘味と酸味のバランスが絶妙で、口に入れると溶けるようにつぶれます。でも、この柔らかすぎることで輸送中に身が痛むため、スーパーに並ぶことはありません。固くて見栄えのいいイチゴが輸送にもケーキなどの加工に都合いいので、この品種の栽培はすたれてしまいました。

この「宝交早生」、奈良で交配され「あすかルビー」として特産品となりました。果肉は固くなり果汁も増えましたが、甘味と酸味の絶妙なバランスは受け継がれているようです。

我が家のイチゴも将来“丹後ルビー”、いや“丹後ガーネット”、“丹後レッドエメラルド”として光輝いてくれることを願うばかりです。(友木)

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