丹後で旅行者と地元の人の繋がれる場所を目指して~丹後人vol.66~
丹後人
たんごびとの魅力・想いvol.66
~宮津ゲストハウス ハチハウス 寺尾 菜々さん~
丹後で育ち、住み、丹後弁しか話せれない私(さゆりすと)。
丹後の海・山・食・人・土地・歴史など
全てが大好き!
その中でも一番人が魅力的!
なので
丹後のヒトの魅力・想いを発信していきたいと思います☆
たんごびと第66弾は
京都府宮津市
~宮津ゲストハウス ハチハウス 寺尾 菜々さん~
よっしーの取材コーナー
菜々ちゃんはUターンで帰ってきて、ハチハウスというゲストハウスをオープンさせます。
ゲストハウスを建てる際に、自分達で出来るところは自分達で作ろうと考えます。
近所や同級生の人たちにお願いをすると50人もの人たちが集まってくれ、プロの業者さんの指導のもとで、それぞれの出来ることを手伝ってくれました。
ある近所の年配の方は、
「ゲストハウスってよーわからんけど、菜々ちゃんが頑張ろうとしとることなら手伝うわー」
と言ってくれました。
手伝ってくれた人達もハチハウスの完成をとても喜んでくれたそうです。
ハチハウスが出来てから菜々ちゃんが考えたことは
「ただ寝る所を提供するだけのゲストハウスはやりたくない。旅の人とオーナーや地元の人とが人間的な繋がりが出来ることが旅の楽しみだし、そんなゲストハウスでありたい。」
という事でした。
そうした思いや女性が気軽に飲みに行ける所を提供したいという思いからハチハウスの中に女王蜂というスナックも併設します。
また、ハチハウスが敷居の低い公民館でもありたいという思いからハチハウスでは多様なイベントが催されています。
例えば、認知症や危険予知の勉強会、落語家さんに来てもらっての寄席、フラダンスの練習会、ガンダムやプロレスの好きな人の集まり、万願寺とうがらしを使った料理のイベント、ビアガーデンなどです。
菜々ちゃんの取材をさせてもらったときに宿泊しているゲストの方とご一緒させてもらう機会がありました。そのゲストさんはチャレンジ精神旺盛で、60代から教育学を学びに大学に行き直したり、オーストラリアに語学留学に行ったりしたそうです。そのゲストさんの旅や人生の話は大変面白く、刺激的でした。そういう事も菜々ちゃんのモチベーションになっているのだと思います。 皆さんもハチハウスに気軽に行ってみて、旅の人と触れあっててみてはいかがでしょう?
よっしーからのひと言
菜々ちゃんの話を聞いていると、やはり人と人のとの繋がりって財産だなと思います。特に丹後で楽しく、生きていけるかどうかは人との繋がりができるかどうかが鍵だとも思います。改めて人との繋がりが大切にしていきたいと思いました。
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