「土用干し」には何を干す? 〜丹後先人継承(2)〜 

「土用干し」には何を干す?
〜丹後先人継承(2)〜 

丹後人が「丹後の先人の知恵や伝統、言い伝えなどを継承していくため」に綴るブログです!

  土用の丑の日は有名ですが、
「土用干し」ってご存知ですか?
 丹後に関わらず、全国であるようですね

少し、時期は過ぎてしまいましたが、
「土用干し」は夏の土用の頃に
梅干しを3日3晩干します。
しっかり日中は日光を浴び、夜は軒下に置いておきます。それを3日3晩繰り返します。
夜露をくぐらすとより一層美味しくなるそうです。
そして、それを瓶の中に入れておいたり
また元の梅干しの汁や紫蘇が入った瓶に戻すそうです。
土用干しの効果は
①皮が軟らかくなる
 ②水分が飛ぶ 
③美味しそうな色になる。
だとか
画像の説明
朝一番に干した梅干し。もちろん家の後ろの梅の木から梅を収穫し梅干しに!
(知り合いの方の梅干しです)
画像の説明
夕方には、より一層しわしわに。。。

また、「土用干し」には、もう一つ
昔は、家の衣服、着物を箪笥より全部出し、夏の土用の頃に干したそうです。
家中の素敵な着物が飾られて、子供心にとても嬉しかったと
おばあちゃんんが教えてくれました。

夏の土用に干すものにも色々ありますね。
この時期は、一番湿度も少なくカラッと晴れている日が続くのかもしれませんね。
先人の知恵、来年は、我が家も梅干しと着物干してみようかしら(さゆりすと)

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