2019.11.03
カテゴリ:帰ってきた丹後人
ハゼノキ怖い 〜帰ってきた丹後人(16)〜
ハゼノキ怖い
〜帰ってきた丹後人(16)〜
丹後人がUターンで地元に帰ってきた心境を綴るブログです!
ハゼノキの紅葉がきれいな季節となりました。
この木、親から”かぶれ木”という名で教わりました。
子供頃、山に入って仕事を手伝うとき、まずこの木を見分け方を教えられました。
「この木は、山で一番最初に紅葉する」
「葉が対になって並んでいる」
「この木は"かぶれの木"だから触るな!」という事でした。
子供にとっては、まるで悪魔が宿った木に思えて、いつしか「ハゼノキ 怖い」との先入観になってしまいました。
離れて見ると、きれいな紅葉です。この時期、周りがまだ緑なのでよく映えます。
ハゼノキの由来は、紅葉が赤褐色の土器の土師器(はじき)ようだから、はじきの木→はぜの木と呼ばれようになったとのこと。
古くから紅葉が売りの木だったようです。
このハゼノキ、痩せた土でよく生えてきて、特に、山の法面や山道周辺によく生えていて、よく目立ちます。
ハゼノキの紅葉を見ると、里山は地雷原のように見えてしまうのは、私だけでしょうか?(友木)