京丹後ビーチ その4 間人 立岩・後ヶ浜 〜 リラクゼーション丹後(6) ~
京丹後ビーチ
その4
間人 立岩・後ヶ浜
〜リラクゼーション丹後(6)~
~リラクゼーション丹後 スッキリして、元気になって帰ろう~
海水浴の季節となりました。やっぱり海水浴は丹後です。
京丹後ナビ:https://www.kyotango.gr.jp/about/beach-outdoor/>
この浜はなんといっても巨大な岩、立岩です。
間人(たいざ)のいわれは、間人(はしうど)皇后が”退座”(都へ帰った)されたことによるものなのですが、
立岩に”対座”する浜と町だからではないかと思えてしかたありません。
浜の砂は少し粗めで海水の抜けもよく風も吹き抜けるので、ドライで過ごしやすい浜となっています。
波音を聞いていると、”ゴウ~ゴウ~”となぜか低い音がするときがあります。
そのため、「立岩には鬼が住んでいる」との伝説があります。
この浜には心地よさしか感じれないので、鬼がいるとすればきっと可愛い子供の鬼なんだと思います。
(動画https://youtu.be/vyxJ2th7f8o> )
立岩は丹後でもっと大きな河川の竹野川の河口にあります。
昔は年貢米がこの川をつかって集められ、宮津に運ばれました。
立岩の鬼は年貢を取り立てる役人だったのかしれません。
満潮時には潮が河口にぶつかっていって、大きな白波を立てます。
時には渦が巻いています。立岩を背景にしたダイナミックな景観です。
海に波のない日でも、ここだけは大きな波が立っていて、
”ゴウ~ゴウ~”と立岩で鬼が声を上げているという説は、この現象だったかもしれません。
節分に日本中で「鬼は外!」とやるの海まで追い出されたという説もあります。
どの説がもっともか、是非現地で考察してみてください。
(動画https://youtu.be/XcmMt0GBDus> )
また、この浜の周辺は岸壁が多く、海鳥が多く営巣しています。
撮影中、巣立ちしたばかりの若いカモメのグループが立岩の島影で休憩しています。
飛行練習だったのでしょうか、飛び立ってはUターンして戻ることを繰り返していました。
(動画https://youtu.be/hnQbgIfSZ6g> )
日が暮れて海が薄暗くなり始めると、漁をしていた海鳥が海面をギリギリに飛んで巣に戻っていきます。
これは捕った魚を横取りされないための知恵です。
海鳥は見つらないように飛ぶので見つけるのは難しいのですが、夕陽と交差する瞬間だけはわかります。
投稿した映像は広角だったので、後半に小さな飛ぶ鳥がいます。
「一日が終わった!」という情感たっぷりの夕暮れの景色です。(友木)